不動産鑑定士とは
限りある国土だからこそ価値が問われる時代です。土地問題の焦点は「適正な地価」と「適正な利用」をいかに図るかにあります。
不動産鑑定士は、地域の環境や諸条件を考慮して「不動産の有効利用」を判定し、「適正な地価」を判断します。つまり、不動産鑑定士は不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正利用についても専門家です。
不動産鑑定士は様々な分野で活躍しています。国や都道府県が土地の適正な価格を表示するため の地価公示制度や地価調査制度をはじめとして、公共用地の買収評価、相続税路線価評価、固定資産評価、裁判上の評価、会社の合併時の資産評価、現物出資の評価、さらには不動産に関するカウンセリング等広く民間や公共団体の求めに応じて業務を行っています。
今後は不動産証券化についても重要な役割を果たしていくものと思われます。
不動産鑑定士になるには
不動産鑑定士になるには次のような高度な国家試験に合格しなくてはなりません。
○短答式試験
試験科目−不動産に関する行政法規/不動産の鑑定評価に関する理論の2科目
受験資格−年齢、学歴、性別、国籍を問わず誰でも試験できる
試験日 −毎年1回、5月実施
○論文式試験
試験科目−民法/経済学/会計学/不動産の鑑定評価に関する理論(演習問題)/不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題)の5科目
受験資格−短答式試験合格者
試験日 −毎年1回、8月上旬頃実施(3日間)
○実務修習
国土交通大臣の登録を受けた実務修習機関において「実務修習」を受けます。
○不動産鑑定士
実務修習修了考査の結果、修了を認められ、国土交通大臣の修了の確認を受けた者が不動産鑑定士として登録することができます。
○旧第3次試験
試験科目−不動産の鑑定評価に関する実務の1科目のみ
受験資格−次の条件を満たしている人
(1)旧第2次試験合格者/(2)実務経験が2年以上ある者/(3)実務補習修了者
試験日 −毎年1回、12月実施(平成20年までの経過措置)
合格者 −不動産鑑定士として登録することができます。
※詳しくは、国土交通省土地水資源局調査課(TEL : 03-5253-8111)までお問い合わせください。
