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不動産鑑定評価制度とは

● 不動産鑑定評価とは何か お持ちの不動産の価値を知りたい。そんなとき、不動産鑑定評価というシステムが活用されることになります。
不動産鑑定評価とは、不動産が現状で持っている価値を、経済に照らし合わせて判断し、
それを価額という形で明確にあらわしてくれるというもの。
これを行うことができるのは、国土交通省から認可を受けた不動産鑑定士のみです。
≪不動産鑑定評価とは何のためのものか≫
不動産鑑定評価は、土地や建物の正しい価値を知るために行われます。
例えば、不動産を売却したいと考えるときに、「ここはあまり人通りがないから」。
「ここは少し傾斜があるから」。などと、主観的な評価を取り入れられてしまっては、
適切な価値で売却することができなくなってしまいます。
大切な資産を、納得の行かない形で売り渡すことになってしまっては取り返しがつきません。
そこで、第三者という立場であるとともに、主観を取り入れず客観的な判断基準を知識として持った、
不動産鑑定士の存在が必要となってくるわけなのです。

● 重要性の高い職業である不動産鑑定士 不動産鑑定士は、将来的にも需要の高い国家資格です。
一般に、広く認知されている職業ではありませんが、
未来に渡って活躍の場を得ることができる不動産のスペシャリストなのです。
国家資格であるだけに難易度は非常に高いものですが、
今後、何か役立つ資格を、とお考えの方であれば、不動産鑑定士を検討されるのも良いのではないでしょうか。