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相続を左右する不動産鑑定評価で適正価格を知るメリットとは

● 《訂正価格を知るためには》 《訂正価格を知るためには》

建物や土地を相続する予定のある人は、不動産鑑定評価について知っておくと良いでしょう。
すでに、相続人同士で揉め事が起きている家庭もあるのではないでしょうか。
不動産鑑定評価を行うとスムーズに解決できる可能性があります。
専門家に依頼するほどのことではないと思っている人もいるでしょう。
土地と建物の評価書を作るだけで15万以上かかるため、出来るだけ相続の問題を解決するためにお金をかけたくないものです。
しかし、対象物件の適正な価値を価格として表すことができるものであるため、法廷で争う際の大切な資料になります。
相続の結果を左右する可能性があるため、適正価格を知るメリットを知り依頼してみてください。


● 《どんなメリットがある?》 
《どんなメリットがある?》

適正価格を知るメリットの一つは、損するリスクを大幅に減らすことができる点です。
真の価値がわからないまま話し合いを進めてしまうと、自分が不利になっていることに気づかず解決してしまう可能性があります。
自分の話を有利に進めるためにも真の価値を証明する資料が欠かせません。
また、公平な遺産分割や財産分与ができる、共有不動産の分割ができることもメリットとして挙げられます。
一般的には相続税評価額に基づいて遺産分割をしますが、これは公平とは言えません。
なぜなら、相続税評価額は時価の8割程度だからです。
財産分与についても専門家が作成した資料を活用することで適正な財産の価値を把握することができ、公平に分けることができます。
共有不動産の分割に関しては、共有者同士で揉めることが多いですが、適正価格を把握して適切に分けることができるようになります。
このように様々なメリットがありますが、素人では適正価格を判断することができないため、専門家に依頼してください。
一般業者の査定で済まそうと考えている人もいるでしょう。
しかし、不動産鑑定評価を行えるのは国家資格を持った専門家だけです。
一般業者の査定額は公的証明力がなく法的責任もありません。
法廷で効力を発揮しないため、必ず専門家に依頼する必要があります。
信頼できる専門家に依頼してみてはいかがでしょうか。